省エネリフォームの費用と補助金まとめ【2026年版】断熱・窓・給湯器で使える3制度を解説

お役立ち情報

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もらえるナビ編集部

補助金・給付金制度の最新情報を省庁の公式発表をもとに収集・整理し、わかりやすく発信しています。本記事は国土交通省・環境省・経済産業省の公式情報を一次情報として確認のうえ作成。最終更新:2026年3月

※ 補助金は予算に達し次第終了します。最新の申請受付状況は各事業の公式サイトでご確認ください。

📅 2025年からの主な変更点(2026年版)

  • 給湯省エネ2026事業でエコキュートの基本補助が6万円→7万円に増額。DR機能付き機種は最大10万円。ただしインターネット接続・DR対応機能が新たな要件に追加。
  • みらいエコ住宅2026リフォームの補助上限が60万円→100万円に拡充(省エネリフォームが手厚くなった)。
  • 先進的窓リノベ2026の補助上限が200万円→100万円に減額
  • 省エネ改修の住宅特定改修特別税額控除(投資型減税)は2025年12月31日で適用期限終了。2026年からは住宅ローン減税が主な税制優遇。
  • 3制度すべての申請受付が2026年3月下旬から開始予定。早期終了のリスクあり。

「断熱リフォームや給湯器の交換を考えているけど、費用はいくらかかる?補助金はどう使えばいい?」

2026年は国の省エネリフォーム補助金が過去最大規模で継続されています。3省(国土交通省・経済産業省・環境省)が連携した「住宅省エネ2026キャンペーン」として、断熱改修・窓リフォーム・高効率給湯器への補助が一体的に申請できます。

主な3制度の上限は、みらいエコ住宅2026(最大100万円)+先進的窓リノベ2026(最大100万円)+給湯省エネ2026(最大17万円)。工事内容に応じてこれらを組み合わせると、200万円を超える補助が狙えるケースもあります。

📋 この記事でわかること

  • 省エネリフォームの主な工事種類と費用相場
  • 2026年に使える3制度の概要と補助額
  • 工事ごとに補助金を最適に振り分ける方法
  • 住宅ローン減税(省エネ改修促進税制)との組み合わせ
  • 省エネリフォームで期待できる光熱費削減効果の目安

※ 本記事は2026年3月時点の情報をもとに作成しています。申請受付の開始・期間は制度ごとに異なります。最新情報は各事業の公式サイトでご確認ください。

💡 省エネリフォームは「補助金申請の実績が豊富な業者選び」が補助額を左右する

3制度の最適な振り分けは工事内容・住宅の性能・使用製品によって変わります。「補助金を最大化したプランを提案してほしい」と複数の登録業者に伝えて比較するのが最善策です。相談・見積もりは無料です。

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省エネリフォームの主な工事と費用相場

省エネリフォームには、断熱・窓・設備の大きく3つのカテゴリがあります。まずは工事ごとの費用感を把握しましょう。

工事の種類 費用の目安 主な補助制度
内窓(二重窓)設置
既存窓の内側にもう1枚窓を追加
1箇所3〜15万円
戸建て全室で50〜150万円
先進的窓リノベ2026
外窓交換・ガラス交換
既存窓をサッシごと交換 or ガラスのみ交換
1箇所5〜40万円
(窓の大きさ・工法による)
先進的窓リノベ2026
外壁・屋根・床の断熱改修
断熱材の追加・張替え
30〜200万円
(範囲・工法による)
みらいエコ住宅2026
エコキュート(電気給湯器)への交換 30〜60万円
(工事費込み)
給湯省エネ2026
(最大10万円)
ハイブリッド給湯機への交換
エコジョーズ+ヒートポンプ
40〜70万円
(工事費込み)
給湯省エネ2026
(最大13万円)
エネファーム(家庭用燃料電池)の設置 130〜200万円
(工事費込み)
給湯省エネ2026
(最大17万円)
省エネ型エアコンへの更新
みらいエコのエコ住宅設備として申請可能
10〜30万円 みらいエコ住宅2026
(附帯工事)

💡 費用対効果が最も高いのは「内窓(二重窓)設置」

省エネリフォームの中で最も費用対効果が高いとされるのが内窓(二重窓)設置です。住宅の熱損失の50〜70%は窓から発生しており、内窓を設置するだけで冬の寒さ・夏の暑さ・結露・騒音が大きく改善されます。工事期間も短く(1箇所30分〜1時間程度)、先進的窓リノベ2026で手厚い補助も受けられるため、省エネリフォームの入口として最も選ばれています。

⚠️ 落とし穴:工事前に「使用製品が補助対象登録製品かどうか」を必ず確認

3制度とも補助対象の建材・設備は事前に登録された製品に限られます。「良さそうな製品を選んだら補助対象外だった」というケースが毎年発生しています。内窓・断熱材・給湯器いずれも、契約前に業者へ「この製品は補助対象登録製品ですか?」と確認してください。

2026年に使える省エネリフォーム補助金の3制度

「住宅省エネ2026キャンペーン」として、以下3つの制度がワンストップで申請できます。工事内容に応じて組み合わせることが補助最大化のポイントです。

国土交通省・環境省

① みらいエコ住宅2026事業(Me住宅2026)

最大補助額

100万円

断熱改修(開口部・外壁・床・屋根)とエコ住宅設備(省エネエアコン・給湯設備など)の組み合わせ工事を支援する制度。リフォームは全世帯が対象(子育て・若者夫婦世帯はさらに上乗せ)。

リフォーム前の省エネ性能 一般世帯の上限 子育て・若者夫婦世帯
平成3年(1991年)以前の基準の住宅 最大100万円 最大125万円
平成11年(1999年)以前の基準の住宅 最大60万円 最大75万円
上記以外(平成28年基準未満など) 最大40万円 最大50万円

※ 合計申請額5万円以上が申請条件。必須工事(開口部断熱・外壁床断熱・エコ設備から指定の組み合わせ)が必要。

環境省

② 先進的窓リノベ2026事業

最大補助額

100万円

断熱性能の高い窓へのリフォームに特化した補助制度。内窓(二重窓)設置・外窓交換・ガラス交換が対象。窓1枚単位から申請可能で手軽に使えるのが特徴。

2026年の主な変更点

  • 補助上限が200万円→100万円に縮小
  • 内窓はSグレード(Uw1.5以下)以上が必須(Aグレード廃止)
  • 4.0㎡以上の特大サイズ区分が追加(大開口窓の補助額が増加)
  • 玄関ドア交換は補助対象外(2025年からの変更)

経済産業省

③ 給湯省エネ2026事業

最大補助額

17万円/台

省エネ性能の高い高効率給湯器への交換を支援。定額補助のため、工事費が高くなるほど補助率が下がる点に注意。

機器の種類 補助額(1台)
エコキュート(高性能機種) 7〜10万円
ハイブリッド給湯機 10〜13万円
エネファーム(家庭用燃料電池) 最大17万円

※ 機器は事業者登録された対象製品のみ。機種によって補助額が異なります。

⚠️ 落とし穴:先進的窓リノベ2026は「Aグレード廃止・Sグレード以上が必須」に仕様変更

2025年まで使えたAグレード(Uw1.9以下)の内窓は2026年から補助対象外になりました。補助を受けるにはSグレード(Uw1.5以下)以上の性能の内窓を選ぶ必要があります。「前年に調べた製品をそのまま使おう」とすると対象外になる可能性があるため、2026年の申請では製品グレードを改めて確認してください。

▶ みらいエコ住宅2026の詳細:みらいエコ住宅2026(リフォーム版)の解説記事 | 先進的窓リノベの詳細:先進的窓リノベ2026の解説記事

3制度を正しく組み合わせて補助を最大化する方法

3つの制度は「同一工事への二重申請はNG」というルールのもと、工事内容を振り分けることで最大限活用できます。

✅ 王道の振り分けパターン

窓・内窓の工事

先進的窓リノベ2026 で申請(みらいエコよりも補助率が高いため)

外壁・屋根・床の断熱工事

みらいエコ住宅2026 で申請(窓リノベの交付決定があれば「開口部工事実施済み」として扱える)

給湯器の交換

給湯省エネ2026 で申請(みらいエコ側の「エコ住宅設備」とは分けて申請)

📊 試算例:戸建て・1991年以前築・子育て世帯の場合

窓リノベ(全室内窓)+躯体断熱改修+エコキュート交換を実施した場合

制度 対象工事 補助額(目安)
先進的窓リノベ2026 全室内窓設置(8箇所) 約60〜80万円
みらいエコ住宅2026 外壁・床断熱改修
(窓リノベ交付決定を活用)
最大125万円
給湯省エネ2026 エコキュート交換 最大10万円
合計補助額(最大) 約195〜215万円

※ 補助額は工事内容・性能区分・窓の数・サイズにより異なります。あくまで目安です。

💡 「みらいエコの5万円の壁」を先進的窓リノベで突破する

みらいエコ住宅2026は合計申請額5万円以上が必要ですが、必須工事(開口部断熱)として先進的窓リノベ事業の交付決定があれば「窓工事を実施済み」として扱えます。つまり躯体断熱(外壁・床)だけで5万円未満でも、窓リノベと組み合わせることでみらいエコの申請が可能になります。この組み合わせが「補助最大化の定石」です。

▶ 組み合わせの詳細:補助金3制度を組み合わせて最大化する方法

🏠 「自分の工事は3制度をどう振り分けるのがベスト?」は業者に提案させる

工事の振り分けは住宅の築年・性能・工事範囲によって最適解が異なります。「補助金を最大化する振り分けプランを提案してください」と複数業者に依頼して比較するのが最善です。見積もりは無料です。

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省エネ改修促進税制(住宅ローン減税)との組み合わせ

省エネリフォームには補助金に加えて、税制優遇も使えるケースがあります。代表的なのが「省エネ改修促進税制」(リフォーム促進税制の一種)です。

省エネ改修促進税制の概要(投資型:ローン不要)

対象者 現行の省エネ基準を満たさない住宅に居住する方
控除対象限度額 250万円(太陽光設備追加の場合350万円)
控除率・最大控除額 工事費(補助金控除後)の10%→ 最大 25万円
控除期間 工事完了・居住開始したその年1回のみ
主な対象工事 全ての居室の窓の断熱工事、窓と併せた外壁・屋根・床の断熱工事、太陽熱利用冷暖房設備の設置など

⚠️ 落とし穴:省エネ改修促進税制は「確定申告」が必須。会社員でも年末調整では適用されない

この税制は工事完了翌年の確定申告によって初めて適用されます。会社員でも確定申告が必要(2年目以降に年末調整で対応できるケースもあります)。工事費の明細書・領収書・住宅性能証明書等は業者から必ず受け取って保管してください。

⚠️ 補助金と税控除の組み合わせ時の注意

省エネ改修促進税制の控除額計算は「補助金等を差し引いた後の自己負担額」が対象です。つまり補助金で賄った部分は税控除の計算に含まれません。ただし両方適用できるため、自己負担が残った分に対して税控除を活用するのが正しい計算方法です。

また、ローンを組んでリフォームする場合は「住宅ローン減税(リフォーム版)」として年末残高×0.7%×10年間の控除を受けられる可能性があります(対象条件は補助金控除後の工事費100万円超など)。詳しくは住宅ローン減税(リフォーム版)の解説記事をご参照ください。

TOOL

使える省エネ補助金をかんたん診断

4つの質問に答えるだけ。みらいエコ・窓リノベ・給湯省エネのうち使える制度をご案内します。

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省エネリフォームで期待できる光熱費削減の目安

補助金の話だけでなく、省エネリフォームで実際にどのくらい光熱費が下がるかも確認しておきましょう。

工事の種類 年間光熱費削減の目安 投資回収の目安
全室内窓設置(戸建て8箇所程度) 年間2〜4万円 補助後の自己負担にもよるが
10〜20年程度
外壁・床・天井の断熱改修(部分的) 年間3〜8万円 補助活用で15〜25年程度
エコキュートへの交換(従来型ガス給湯器から) 年間3〜6万円 補助後自己負担20〜30万円なら
5〜10年程度
ハイブリッド給湯機への交換 年間3〜5万円 補助後自己負担30〜40万円なら
8〜12年程度
窓+断熱+給湯器の総合改修 年間10〜20万円以上 補助後自己負担を考慮しつつ
長期的に大幅削減

※ 光熱費削減効果は住宅の規模・築年数・家族構成・生活パターン・地域の気候・エネルギー単価などによって大きく異なります。上記はあくまでも目安です。

📌 エネルギー価格の上昇局面では回収期間が短縮される

電気・ガス料金が上昇している現在、省エネリフォームの投資回収期間は以前より短くなる傾向があります。高断熱化と高効率給湯器の組み合わせは、補助金を活用することでより現実的な費用対効果を実現できます。

省エネリフォームを進める際の基本ステップ

1

「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者に相談する

3制度(みらいエコ・窓リノベ・給湯省エネ)はすべて「登録事業者」が申請代行します。補助金申請に対応しているかを確認したうえで、複数の業者から見積もりを取りましょう。「補助金を使いたい」と最初に伝えることが重要です。

2

現在の住宅の省エネ性能を確認する

みらいエコ住宅2026の補助上限は「現在の省エネ性能」によって変わります。築年数や建築時期(1991年以前か・1999年以前かなど)が補助額に直結します。業者に診断してもらいましょう。

3

工事内容と補助金の振り分けを計画する

どの工事をどの制度で申請するかを業者と一緒に計画します。3制度の組み合わせ方は複雑なため、補助金申請の実績が豊富な業者を選ぶことが補助額最大化の近道です。

4

2025年11月28日以降に着工した工事であることを確認

住宅省エネ2026キャンペーンの対象となるのは、2025年11月28日(補正予算閣議決定日)以降に着手した工事です。それより前に着工した工事には適用されません。

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予算に達し次第終了——早めの行動が重要

2025年の先進的窓リノベ事業は予算上限に達して早期終了しました。2026年も同様のリスクがあります。申請受付が開始されたら早めに動くことが大切です。公式サイトで進捗(補助金申請額の割合)が毎日更新されているので確認しておきましょう。

よくある質問(Q&A)

Q. 賃貸住宅に住んでいますが省エネリフォームの補助金は使えますか?

A. 賃貸住宅の居住者(入居者)は基本的に補助対象外です。ただし、賃貸オーナー向けの「賃貸集合給湯省エネ2026事業」があり、賃貸集合住宅の給湯器交換に対して補助が出ます。また戸建て賃貸の場合、所有者(家主)が申請できるケースもありますので、業者に確認してみてください。

Q. マンションでも省エネリフォームの補助金は使えますか?

A. 使えます。先進的窓リノベ2026は戸建て・マンション問わず対象です(管理組合の許可が必要な場合があります)。ただしみらいエコ住宅2026の躯体断熱(外壁・屋根など)はマンションの専有部分での工事が限られるため、主に内窓設置や給湯省エネとの組み合わせになることが多いです。

Q. 給湯器が壊れて急ぎで交換しなければならない場合も給湯省エネの補助金は使えますか?

A. 「急ぎの交換」でも、登録事業者が申請に対応しており、対象機器を選べば補助を受けられます。ただし申請受付期間外の工事や、登録事業者以外の業者による施工では補助を受けられません。緊急交換の場合でも事前に「補助金対応の業者かどうか」を確認することが重要です。申請受付開始前の場合は、着工後でも申請受付開始後に申請できるかどうかを業者に確認してください。

Q. 内窓設置だけで補助金は受け取れますか?みらいエコとの組み合わせは必要ですか?

A. 内窓設置だけでも「先進的窓リノベ2026」の補助金は受け取れます。みらいエコ住宅2026との組み合わせは必須ではありません。先進的窓リノベは内窓1箇所から単独で申請できるため、「まず手軽な内窓から」という方にも使いやすい制度です。ただし2026年からはSグレード(Uw1.5以下)以上の内窓が必要になった点に注意してください。

まとめ:省エネリフォームは2026年が狙い目

2026年は3つの補助制度が揃って利用できる年です。制度を正しく組み合わせることで、断熱・窓・給湯器の総合改修で200万円を超える補助が狙えます。

✅ この記事のポイントまとめ + 落とし穴まとめ

  • 省エネリフォームで使える主な制度はみらいエコ住宅2026(最大100万円)・先進的窓リノベ2026(最大100万円)・給湯省エネ2026(最大17万円)の3つ
  • 3制度を工事箇所ごとに振り分けることで合計200万円超の補助が狙える
  • 基本の振り分け:窓→窓リノベ、断熱躯体→みらいエコ、給湯器→給湯省エネ
  • 税制優遇(省エネ改修促進税制)との組み合わせでさらに最大25万円の控除も可能
  • 補助金申請は登録事業者が代行。業者選びの時点で「補助金申請に対応しているか」を確認する
  • 予算に達し次第終了するため早めの相談・着工が重要
⚠️ 忘れがちな3つの落とし穴:①使用製品が補助対象登録製品か契約前に確認、②窓リノベ2026はAグレード廃止・Sグレード以上が必須、③省エネ改修促進税制は確定申告が必要(年末調整不可)

どの補助金が自分に使えるか手軽に確認したい方は、以下の診断ツールをご活用ください。

🏠 次のステップ:目的に合わせて業者に相談しよう

3制度の補助金に対応した登録業者に「補助金最大化プランを提案してほしい」と伝えて、複数社の見積もりを比べましょう。相談・見積もりはすべて無料です。

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※ 診断結果はあくまで参考です。受給を保証するものではありません。